キズ・ケガ・ヤケドの形成外科的処置/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)

キズ・ケガ・ヤケドの形成外科的処置/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)

2019-06-09

形成外科的外傷処置方法について

当クリニックでは、キズやヤケドに対して「形成外科的縫合処置」や「ハイドロコロイドによる湿潤療法」で早く、痛くなく、きれいに傷を治す専門的治療を積極的に行っています。

治療を受けた方がよいと思われるような場合を列挙してみましょう。

1:刃物や包丁で皮膚を切ってしまった。
2:異物(木片、金属、ガラスなど)により受傷し、傷の中に残っているかも知れない。
3:動物に咬まれて、血が出ている、腫れている。
4:交通事故などによる切り傷。
5:皮膚が一部無くなっている。
6:切り傷で出血が止まらない。
7:前日に、救急病院でキズを縫ってもらったが気になる。
8:水疱ができているヤケド。
9:受傷してすぐの赤く痛みのあるヤケド。
10:カイロ、湯たんぽ、電気カーペットなどによる低温やけど。
11:砂や泥などのゴミが入り込んでいるすりむき傷。
12:鉛筆やボールペンで皮膚を刺してしまいインクが残っている。
13:赤く腫れて痛みがある傷。

受傷したら自己判断は危険です。

キズの表面には、砂・ほこり、あるいは道路のアスファルトやカサブタなどのごみが付着しています。このようなキズの表面についたゴミは、キズの治りを遅らせてしまうため形成外科的処置で丁寧に取り除いていきます。

キズの洗浄には、医療用の清潔な生理食塩水を使いますので、ばい菌の増殖なども抑えるメリットがあります。キズが綺麗になると皮膚がピンク色に変わり、血行も良くなってきますから翌日にはかなり改善しているでしょう。

私どものクリニックでは、皮膚の中にアスファルトなどが残らないように徹底的に行うのでご安心ください。他院の治療で洗浄が不十分で皮膚の仮名にゴミが残ってしまっている場合でも、Qスイッチレーザーで治療をすることが出来ます。

キズが深く切れているようであれば、あとで目立たないように局所麻酔を使用して形成外科的にキレイで丁寧な縫合をします。救急病院で手当てを受けられた場合には、翌日に早めに傷を見せていただくと良いでしょう。縫合の状態によっては、もう一度細い縫合糸で縫い直すケースもありますし、フォローアップも十分に行います。

キズの治療が順調に経過すると、約2週間で皮膚が再生して、ほんのり赤みをおびたキズアトに変わります。このキズアトは、トラニラスト・柴令湯の内服とヒルドイドなどの外用薬で6ヶ月ぐらいかけて徐々に残ることなく消えていきます。

擦り傷や切り傷だけでなく、やけどなどにも湿潤療法は有効です。当クリニックでは、傷の治療に関して最新の考え方を取り入れ、「形成外科的縫合術」や「湿潤療法」を基本とし、「傷を速やかに、痛みを伴うことなく美しく治す」治療を行っています。

🌟厚底で大爆走から過去一大転倒して両膝と両肘をズルっと擦りむいた上に、顎をぶつけてパカッと割れて血がでている。どうしよう🌟

けがをしたら当日あるいは夜の場合には翌日すぐに形成外科の受診をしてください。このような場合のクリニックでの処置方法を説明します。

1:顎はパックリと皮膚が割れているので、形成外科的な縫合が必要になります。局所麻酔をして、生理食塩水で創部をよく洗浄して、皮下は吸収糸+皮膚はナイロンで縫合を行います。糸は5~7日目に抜糸をして3Mテープ固定を行い内服を処方します。

2:膝と肘は、皮膚が伸展部位(皮膚がいつも伸ばされいる部分)なので自己治療をすると体質により肥厚性瘢痕という赤く盛り上がったキズアトになりやすい部分です。

そのため自己治療で様子を見るのではなく、受傷後すぐに形成外科を受診してください。

処置方法は、局所麻酔をして生理食塩水でアスファルトや細かい石などを綺麗に取り除きます。創部が綺麗になったらハイドロコロイドゲルによる潤い療法を約2週間行い創治癒を促進します。その後は内外用で6か月ぐらい経過を見ます。

膝や肘のキズアトが時間が経過して赤いキズアト(肥厚性瘢痕)となってしまった場合には、ケナコルト局注、ステロイドテープ、内服薬を処方して積極的な治療を行います。

形成外科での縫合技術について

​顔や体に外傷を受けた時、皮膚はパックリと割れた状態になることが多いです。この場合に、表面の皮膚だけを縫うより、「真皮縫合」という特別な組織内での縫合をしたうえで皮膚縫合を行う方がより傷跡が目立たなくなります。

この糸は、吸収糸を使用して縫合を行います。真皮縫合を行うと、表面 の皮膚は縫合しなくてもよい程緊張がなくなりピッタリ密着します。

したがってこの後、表面の皮膚を縫わなくてもよいくらいですが、キズあとをより目立たな くするために、細い糸でこまかく縫合します。キズの大きさを表わすのに昔は「何針縫合し たキズか」と表現していましたが、形成外科手術では使いません。

モイストヒーリングのメリット

湿潤療法は、別名うるおい療法ともいわれ、体が本来持っている力「自己治癒能力」を最大限に生かす治療法です。やけどや擦り傷などにこの治療法を応用します。

キズやヤケドをしたときに、消毒を行った上でガーゼを貼る治療は今なお主流であるが、湿潤療法の治療を行うことでよりキレイに早く治すことができま す。当クリニックにおいては、一般的なラップを使った治療法とは異なり、医療用の清潔なドレッシング材(被覆材)であるハイドロコロイドジェルシートを用 いて治療を積極的に行います。

 ケガやヤケドが治るためには自分の持っているさまざまな細胞を創部に集まらせ働かせなければなりません。この傷を治すために必要な細胞を創部に呼び寄せる役割を果たすのが「細胞成長因子」と呼ばれるものです。

創部では、傷を治すために最善のタイミングでさまざまな細胞成長因子が分泌され、そこに呼び寄せられた細胞たちが働いているのです。創部より出てくる自分の体液をハイドロコロイドゲルシートに保持することで、体液中に含まれる細胞の再生を促す成分の働きを促し、人間が本来持っている自然治癒力を引き出すのです。

​※この治療は健康保険の対象となります。


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未成年者とは、民法改正に伴い、2022年4月1日以降は、施術同意書にサインをする日(施術日、カウンセリング日)の時点で、18歳未満の方となります。

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